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慰謝料の最大化を狙う後遺障害についてです。
この後遺障害はケガが治らず、半年以上通院し、医師よりこれ以上治療を続けても回復の見込みがたたないので、そろそろ症状固定にしましょうと言ってきます。
この症状固定により、後遺障害診断書を書いてもらい、損害料率算出機構という機関に
後遺障害診断書やその他書類を送る事で、後遺障害認定の審査を受けることができます。
ここまでが流れです。
次に実際、後遺障害が認められると、どれくらい慰謝料がもらえるかというと、ムチウチや腰椎捻挫などの場合ですと、後遺障害12級か14級が認められて(ちなみに、14級が一番低い等級です)自賠責保険会社より、
14級で、75万円(逸失利益を含めた金額です)
12級で、225万円(逸失利益を含めた金額です)
が自賠責保険の障害保障部分の120万円とは別に後遺障害認定後、自賠責保険会社から
1週間以内に振り込まれます(被害者請求の場合のみ)。
通常ですと相手の保険会社が一括請求という形で、被害者の治療費や慰謝料、診断書の回収や、後遺障害認定の審査申請など全てやってもらっている事が一般的ですので、
後遺障害認定審査を申請してから1~2ヶ月後に審査結果が来て、そのタイミングで被害者に対して慰謝料明細書を送り、被害者がその内容に納得したら示談となります。
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